「言葉」は薬にも毒にもなります。
誰かの何気ない言葉で心がふっと楽になることもあれば、
かけられた言葉が心に暗い影を落とすこともありますよね。
たかだか音声、たかだか文字なのに。
「言霊(ことだま)」と言われたように、言葉には表現者の「心」(古くは呪詛や祈念)が籠められているように感じられるからなのでしょう。
自分が伝えたい想いを、誤解を与えることなく言葉で的確に相手に伝えること。
相手の気分を害することなく、だけどハッキリと意見や考えを伝えること。
自分の言葉が相手の「薬」となるよう、心を込めること。
教材や会話を通じて、生徒たちにそれらを伝えていけたらと思っています。
とは言え、体調や気分が優れない時には、私も「言葉」で後悔することが多々あります。だけど、間違えたら何度でも軌道修正!
「けっして誤ることがないのは、何事もなさない者だけである。」と、 ロマン・ロラン (フランスの作家)も言っていますから