今日は私たち家族の第二の故郷である北海道遠軽町白滝村へ。
ここは黒曜石の産地として日本でも有名な場所でもあります。
本当は毎年申し込んでいる「ジオツアー」に参加する予定でしたが、8月の大雨で土砂崩れが起きたため、イベント自体が中止になってしまったのです。
なので今年は遠軽町埋蔵文化財センターで石を使った様々な体験をしてきました。
娘のひかり(3歳)は黒曜石のアクセサリー作りにチャレンジ。
ペンダントのプレートを選んで、好きな型をあてて削っていきます。
私は勾玉ペンダントづくりを。
石の色を選んで、三種類の紙やすりで削ります。実に地道な作業です。
完成!ツルツルのピカピカに磨きました~。湾曲している部分を削るのが、不器用な私には難しく感じたなあI
そして、ダンナは最も難度の高い石器作りをチョイス。
黒曜石を鹿の角で割って、尖頭器を作ります。
制作を指導してくださった、こちらのセンターの瀬下さん。この道では有名な方で、相当な技術の持ち主だそうです。
…出来に納得できないのか、なかなかOKを出していただけません(笑)。
素人には到底ついていけないレベルの高さです。
こちらが出来上がり品。博物館に陳列されていても不思議ではない完成度!
写真ではわかりにくいのですが、両面に細かなカットが無数に入っています。
そんなこんなで。
センターの方々とお話しをしながら、楽しく体験をさせていただきました。皆さん、
良い方ばかりで気持ちがホッコリします。
終わった後、展示室を久々に見て帰りました。こちらには白滝で発掘された石器などがズラリ。石器マニアには垂涎ものです。
黒曜石を敷き詰めた黒曜石ロードは本当に幻想的で素敵♪
あー、やっぱり白滝村は良いところだなあ。環境も自然も歴史も人も最高!
また来年もジオツアーに参加することを約束して、センターをあとにしました。
今日は白滝村に宿泊して、明日は丸瀬布町をいろいろ見て回ろうと思います。