「これで完璧!もう何も憂いはない!」
という状態にとても憧れます。
私はいつも「憂い」ばかりを抱えて、あっぷあっぷする人間なので。
これでバッチリ!と思っても、次の瞬間には懸案事項がムクムク…。
「もっと上手くできるんじゃないかな?」
「もっと良い方法があるのでは?」
と、せっかく時間を掛けて作り上げた物を壊してしまいたくなるのです。
「妥協」というものを覚えた方が、もっと心軽やかに生きられるのに。今までの人生で何度そう思ったことか。
だけどその反面、こうも思います。
「これでバッチリ!完璧!」と思った瞬間、そこがゴールになってしまう。憂いがない代わりに、その先には進展もなく、成長もない、と。
まだまだ…と思うからこそ、その先があるのだと。
苦しい道のりだとしても、苦労したからこそ見える景色がありますからね。
自分を苦しめるのが好きなわけではありませんが、その景色をずっと味わいながら生きていきたいと私は思っています。