情景が目に浮かぶような活き活きとした文章を書くコツ。
その1つは「五感を駆使して観察したことを表現する」ことです。
A「森の中では雪が降り積もっています。」
B「森の中では真っ白な雪がしんしんと降り積もっています。時折、木の枝からガサッと雪が落ちる音がするほかには何も聞こえません。」
どうでしょう。Aと比べてBでは…静寂に包まれた森の中。雪がしんしんと降り積もっていく様子が、より鮮やかにイメージできませんか?
周囲をよく見て、聞いて、香りをかいで、触れて、味わって。それらを具体的に表現するだけで、読み手の印象がガラリと変わるものです。
みがくの人気企画である「五感作文」も、その力を伸ばしていく練習の1つ。
五感を使うことも、しっかりと観察することも、実は簡単ではありません。日ごろのトレーニングと意識付けが不可欠なのです。
どんなものが見える?色や形は?
どんな音が聞こえるだろう?
香り(匂い)は?
触った感じはどう?
…などなど。
普段の何気ない体験でも、気づいた時にこうして「五感チェック」をすることをお勧めします!