みがくでは、｢主観｣と｢客観｣という概念を早くから教えています。

もちろん、哲学的に説明しても理解しにくいので、指導する時には次のように単純化します。

主観＝自分の考え、意見
客観＝事実、常識、真理、本当のこと

そして、この２つの概念を意識して作文を書いてもらうのです。

｢感想文｣なら、主観を中心に。
｢あらすじ｣や｢報告文｣を書くときには、客観的に。
｢意見文｣なら、主観と客観を明確に振り分けながら。
などというように。

文章を書くのに、主観と客観なんて考え方をしたことがない…という方も多いでしょう。
だけど、知っておくと頭がすっきりと整理されるし、文章も格段にレベルの高いものになりますよ。

作文だけではなく、話すときにも大いに役立ちます。
例えば、人に何かを報告するとき。主観ばかりだと相手には正確に伝わりません。客観的な説明をした後に、｢私はね…｣と自分の考え(主観)を述べるようにします。

というわけで、みがくでは小学１年生からこの考え方と使い方を指導しているのです。