塾長ブログ

藤女子大のスカラシップ制度

藤女子大に合格したMちゃん(高3)とお母様が挨拶に来てくださいました。小学2年生の時から通ってくれていたので、みがく歴も11年になるのかな。途中で体調を大きく崩して長期間入院するという大きな大きな試練を乗り越え、無事に第一志望校である藤に合格したMちゃん。国語(特に古文)の学びをもっと深めたいと言うことで、日本語•日本文学科に進学することになりました。しかもスカラーシップ生としての入学です。奨学金と違って返済義務がないのが助かりますよね。

藤女子大学では2024年度入試からこのスカラシップをスタートさせています。ホームページに掲載されている詳細は次の通りです。

⭐️入学試験の成績優秀者を対象とした学費免除制度

⭐️合格上位者(各学科募集人員の10%程)が対象⭐️大学4年間の学費(授業料+教育充実費)が免除される。

⭐️2年次以降、免除を継続するためには一定の要件(※)を満たす必要がある。

※ 各学年の進級時、学業成績をもとにした継続審査を行う。審査の結果、対象外となった場合はスカラーシップ生の資格は停止される。中途退学する場合やスカラシップ生として著しく適性を欠くと認められた場合もその資格が取り消され、既に免除した授業料及び教育充実費の全額を納付する義務を負う。

⭐️入学金(21万円)は免除の対象とはならない。

ちなみに、スカラーシップ生となった場合、初年度は入学金と諸経費のみの納入なので、例えば…

◾️英語文化学科

通常の納付額…1,107,120円

スカラシップ生の納付額…231,120円

◾️日本語•日本文学科

通常の納付額…1,103,660円

スカラシップ生の納付額…227,660円

◾️食環境マネジメント科

通常の納付額…1,220,660円

スカラシップ生の納付額…242,660円

となります。入学金込みでこの金額なので、2年次以降は年間3万円前後の費用で済むということです。なんて素晴らしい!!ただ、ホームページには掲載されていませんが、大学在学中、考査(テスト)で常に上位層に入ることもスカラシップ生で居続ける条件のようです。「優秀な学生に在学中も学力をキープしてもらい、優秀なままで大学を卒業してもらう」ということですね。これからも気が抜けない日々ですが、Mちゃんならきっと大丈夫。苦しみながらもまた乗り越えてくれるはずです。11年教えてきた私が言うのだから間違いありません。

Mちゃんは大学からの進学ですが、藤女子はここ5年ほどで徐々に質が落ちていると言うか、ずっと低空飛行を続けているように見受けられます。大抵の進学校は中学生の頃はパッとしなくても、高校2年生あたりになると浮上してくるものですよね。でも、最近の藤は最後まで低空飛行のままの生徒が多い気がするのです。一昔前は一癖も二癖もある難しめの定期テストを出題していましたが、最近は驚くほど素直な問題になった(先生によるとは思いますが…)と感じています。それが生徒の学力の問題だとするならば、例えば、中学受験のハードルをもう少し高くするなどの思い切ったテコ入れが必要な気がします。私にとって藤は思い入れの強い大好きな学校だけに、もどかしさを感じてしまうのです。

…さてさて、Mちゃんとのお付き合いはまだまだ続きます。今度はみがくの講師として、その国語力を存分に生かしてもらおうと思います。Mちゃん、これからもよろしくね。

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