今日は「みがくゼミ」を開催しました。みがくゼミとは年に4〜5回ペースで行っている課外学習のこと。今回のゼミは国語と運動が融合したオリジナル企画「みがく体育大会」です。気付けば今年で10回目の長寿ゼミでもあります。英検と日程が重なってしまって参加できなかった生徒も多かったのですが、今年も元気に進めていきましょう!
最初の種目は「言葉合わせダッシュ」です。諺や慣用句を上の句(例:急がば)と下の句(例:回れ)に分け、体育館の離れたところにそれぞれバラ撒いてゲームスタート。裏向きになっている上の句カードを1枚めくったら、それを持って下の句ゾーンに走って行きます。上の句にぴったり合う下の句を見つけたら先生のところまでダッシュ!正解するとスタンプがもらえるという流れです。スタンプは後日、賞品交換に使えます。
上の句は「三つ子の魂」。下の句は何?
次は「ドッチボール&爆弾しりとり」です。2チームに分かれて、まずはドッチボールをします。ホイッスルが鳴った時点で内野に残っていた人達がそれぞれのチームの代表として「しりとりゲーム」に進みます。相手チームとしりとり対決をするのですが、普通のしりとりではありません。タイマーを渡し合って、音が鳴った時にタイマーを持っていたチームが負けとなります。時間のセットは講師がこっそりと行い、マスキングテープで表示計を隠すので、いつ音が鳴るかはわからない状態です。タイマーを受け取ったらすぐに答えて相手チームに素早く戻すのがポイント。
ドッチボールは3回戦行いました。一回ごとにボールの数を増やしていく変わり種ドッチです。
ほらほら!早く答えて相手チームにタイマーを渡さないとアラームが鳴ってしまうよ〜😁
さあ、どんどん進めていきましょう。次は「得意な運動でポイントGET!」。1人3種類の特技を先生たちの前で披露してもらいました。野球ボールの右投げと左投げ、どちらでも遠投できる小3のユウキくんや、新体操のローリングを披露してくれた小1のセナちゃん。縄跳びであや二重跳び(はやぶさ)を見せてくれた小5のマオちゃん、華麗なドリブルを見せてくれた中2のアスカちゃんなど、驚くような技が続出しました。
そして4種目は◯✖️クイズです。最後の1人になった方には、今年もささやかなプレゼントを用意しました。国語常識、生き物、スポーツ、地理…などの様々な分野のクイズから、何の役にも立たない「みがくの先生クイズ」まで、バラエティに富んだ内容にしましたよ。3試合行い、優勝した3名はそれぞれBOXティッシュ10箱、ダスキンお掃除セット、エアーサッカーを選んでいきました。
さて、ラストは今年の大会の目玉である「走り方教室」です。講師としてお招きしたのは北風沙織先生。全国中学校Jr.オリンピックや高校総体、国体など数々の大会で優勝を重ね、世界大会や世界リレー、アジア大会では日本代表として出場。4×100mリレーでは日本新記録樹立にも貢献した名アスリートです。
足の上げ方、腕の振り方などを順序立てて丁寧に教えてくださいました。説明も具体的でわかりやすく、指導者としても素晴らしい方でしたよ。
「どうすれば今よりもっと良くなるかを考え、それに向かって努力するのはスポーツも勉強も同じ。これからも今の自分を超えられるように頑張って欲しい。」と北風先生。言葉の重みに一同感じ入りつつ、本日の体育大会の幕が閉じたのでした。
課外授業は、普段は見ることのできない生徒たちの表情が見られる貴重な時間です。「この子は運動をしてもガッツがあるんだな。」とか、「いつもは淡々と学習をこなしているけれど、このような場でこんな顔もするんだ。」などと、今日も多くの発見や気付きがありました。
2024年度のゼミはこれで全て終了です。来年度(4月〜)も楽しい企画を用意しますので、楽しみにしていてくださいね。国語の力は日常生活でもこんなにも必要なのだと体得してもらえるようなゼミを開催したいと思います。