こちらの記念館では毎年、とあるユニークなコンクールが開催されています。その名も「全国龍馬コンクール」。
イラスト•書道•手紙と、3ジャンルで作品を募集していまして、手紙部門の課題は、「今年1年で一番印象に残った出来事で、実体験したこと」です。
素晴らしいことに、この手紙部門において、みがく本校に通う秀成くんが北海道教育委員会教育長賞を受賞しました。5つの特別賞があるのですが、学生の受賞は秀成くんだけ。作品を読ませてもらいましたが、わずか便箋一枚という制限の中で、龍馬の功績に対する称賛と龍馬への愛がたっぷりと綴られていました。筆致はまだまだ拙いながらも、素直でストレートな言葉が審査される方々の心に届いたのだと思っています。もしも龍馬さんがこの手紙を読んだなら、きっと喜んでくれたことでしょう。
🚗表彰式に出席するために早朝4時にご自宅を出発し、札幌-函館間を日帰り往復したとのこと!運転されたお父さまも大変でしたね。お疲れ様でした。
この秀成くんという子は実に面白い子でして、周りが不安になるぐらいにマイペースなのです。スイッチが入らないときは群衆に紛れて気配を消し、やる気になった時は誰よりも力を発揮する。側で見ているとハラハラさせられるけれども、どこか憎めない愛されキャラ。それが秀成くんです。一体どんな大人になるのか、どんな職に就くのか、今から楽しみにしています。
…この秀成くんのお兄ちゃん(高2)も元みがく生でした。今は生徒会長を務めていて、高校の周年記念誌に彼の書いた文章が掲載されたそうです。その文章も読ませてもらいましたが、読みやすくて、熱のこもった良い内容でした。
文章を通じて2人の成長が窺え、感慨一入です。