昨晩もジュースに混ぜて、薬を飲ませることに成功!
おっ?!
今回は案外スムーズに運ぶのでは?
そんな期待を抱きつつ、今朝の薬の時間を迎えました。
最初はゼリーに包んでみることに。
使ったのはこれです。
スプーンにゼリーを乗せて薬を振りかけ、その上にまたゼリーを乗せます。
警戒されないよう、満面の笑みでひかりに食べるよう促す私。
かなり怪しみながらも一口パクっ。
やった!
…と思ったのも束の間、すぐにリバース。
「これ、苦いよ…。」
えっ?苦いの??
私も負けていられません。
次にアンパンマンのジュースに混ぜ、手渡してみました。すると…。
「ママ、こんなにジュースいっぱい飲んでいいの?いっちゅも、ママダメ!って言うしょ。」
そう言い放ち、ひーちゃん、飲まないよと背中を向けてしまいました。
こうなったら仕方ありません。残した朝食のオムライスにこっそりと混ぜ、
「食べないと鬼がくるよ」と脅しながら強制的に飲ませたのでした。
…また鬼を登場させてしまった。自己嫌悪。
そして昼。
すでに3回分の薬を無駄にしています。
どうしようかと途方に暮れていると、本校Sくんのお母さんから救いのメールが。
「粉薬に水を垂らして丸め、プリンと一緒に食べさせる」作戦を伝授してもらいました。
冷蔵庫にちょうどカボチャプリンがある。
よし、やってみよう!
こねて-。丸めてー。
プリンを掬ってー♪
「はいひかり、プリンだよ。カボチャのプリン。美味しいよ-。」
上目遣いで私を観察しながら、ゆっくりと口に入れたひかり。
「…ママ-。これ、カボチャプリンじゃないよー。全然カボチャの味じゃないよー。」
ペッ(吐き出す)!!!
は~っ。
何て子なの。わが子ながら扱いきれん。
こうなったら、もう正直に話すしかない。
ノンタンやアンパンマンの本を見せながら、
風邪を早く治すためには薬を飲むのが一番なんだ。一日も早く元気になって公園に行こう。
そう説明しました。
するとすんなり、
「うん、わかった。ひーちゃん、くしゅり 飲む!」
混ぜるジュースの種類を自分で選ばせ、ひかりの見ている前でコップに薬を入れました。
結局、最後まで一気に飲み干して終了。
この子に不意討ちや騙し討ちは決して通用しない。そう痛感したのでした…。