塾長ブログ

入試対策講座に参加してきた。

今日は娘が受験する中学校の「算数入試対策講座」に親子で参加してきました。説明会の前に吹奏楽部の演奏があったのですが、部員であるみがく生のNちゃんからもその話を聞いていたので楽しみにしていたのです。ステージで堂々と演奏している姿を見られただけでも来た甲斐があるというもの。

メインである「算数対策講座」では、図形の面積に関する応用問題を3題演習して解説する…という流れでした。30分という制約の中での授業は大変だったとは思います。講座が終わり、私たち(夫婦で参加しました)は先に教室を出て娘を階段の踊り場で待っていたのですが、参加した生徒たちが不安そうな顔で、何人かは「よくわからなかった…」と呟きながら下りてきました(娘もその1人)。今回の応用問題のような、思考力や発想力を問う設問を自力で解けるようになって欲しいという気持ちはよくわかります。私も娘や生徒たちに常日頃から求めている力です。しかし、現時点で学力に差がある子たちが受講する対策講座としては、もう少し易しい説明や詳しい解説が必要だったのではないかと私も夫(伊藤)も感じました。そのためには設問数が多過ぎるように思うのです。3題を駆け足で解説するよりも、1題をじっくり丁寧に教えたほうが生徒の理解度も満足度もぐんと上がっただろうし、講義している先生も説明しやすかったと思います。

こういった模擬授業は単なる入試対策ではなくて、「この学校に入りたい!」「こんな授業をもっと受けてみたい!」と思わせる、言わばパフォーマンスも兼ねていますよね。今回の解説授業に関して言えば、公式などの基礎的な知識を生徒たちに再確認したあとで、「考え方」の道筋をゆっくりと繰り返し説明し、発想の飛ばし方を示す。そして参加した生徒たちに「なるほど、わかった!」という顔をさせて帰らせる。それこそがこの授業の目的であり、意義だったと思うのですが、どうなのでしょう。講師であり経営者でもある私はついついそう考えてしまいます。決して教え方そのものに問題がある訳ではなく、時間に見合った内容量で講義をしたら、参加者たちはもっと明るい表情になったのではないかという個人的な感想です😊

兎にも角にも、入試まであと110日。「あと110日しかない」という危機感と、「まだ110日もあるからやるべきことを着実に積み上げていくんだ」いう気概を持って、1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。

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