どこがわからなくて間違えているのか。
何が頭に入っていないためにわからないのか。
間違えてしまった理由や不足している知識。
…解答や対話からそれらを分析して、具体的にその理由と対策を伝える。
私が生徒の指導で心掛けていることの1つです。
国語ができない!
物語の設問が解けない!
説明文がわからない!
作文が書けない!
子どもたちは大雑把にそう言いがちです。
だけど、全部が全部できない、わからない訳ではありません。
例えば、
「本文は理解して読めているのに、答え方の形式が間違えている」のかもしれません。
もしくは、
「基本的な語彙力が低いために、文章が半分しか理解できない」のかもしれません。
それを一切合切まとめて「私は国語ができない!」と断言してしまうと、何をこれから勉強しなくてはいけないかの課題も把握できません。また、その状態が続くと、苦手意識も蓄積され、気付くと「国語なんて大嫌い!」となってしまいます。
これは国語だけに限りません。
苦手分野の克服のため、また、更なる成長のためには、「客観的な分析」が不可欠なのだと思います。