20代前半まで、私は日曜の夜が嫌いでした。
いえ、嫌いと言うより「憂鬱」だったという方がしっくりくるかな。
休みも終わってしまった。明日からまた学校(仕事)か…。
どんなに学校や仕事が楽しくても、日曜の夜は必ず気分が下がっていたっけ。
私はかなりのテレビっ子でした。
日曜の夜を代表する番組「サザエさん」。それを観ている頃まではまだ大丈夫なのです。
でも19時以降のテレビを観ている頃には何だか徐々に憂鬱モードに入っていました。
例えば、小学生の時19時半から「びっくり日本新記録」という番組が放送されていました(ご存じの方はいらっしゃいますか?)。
そのエンディングにかかる「あーあーあああああー」という歌声が聞こえると、
「もう休みは終わった」と言い知れず悲しい気持ちになったものです。「あーあーあああああー」の歌にかぶせたナレーターの言葉が印象的でもありました。
「記録…。それはいつも儚い。1つの記録は一瞬の後に破られる運命を自ら持っている。
それでも人々は記録に挑む。限りない可能性とロマンをいつも追い続ける。それが人間なのである。次の記録を作るのは…あなたかもしれない。」
高校生になってからは、「あぶない刑事」というドラマが同じような役割を果たします。
これまたエンディング曲だった、舘ひろしの歌(すみません、曲名は忘れました)がまた日曜の夜の憂鬱に拍車をかけたのでした。
太陽はーー…グッバイ、グッバーイ♪
モターっとしたねちっこい歌声に、かなりメンタルが痛め付けられたのを覚えています。
そして今。
日曜の夜に憂鬱になることはほとんどありません。むしろ、休んでいると「もっと仕事をしなければ…」という強迫観念に襲われます。
これは自分にとっても、仕事の能率的にも良い状態ではないので、休日には無理矢理でも楽しい予定を作り出してリフレッシュするようにしています。
今晩は団地内にある「大華飯店」で食事をしました。清田区北野から移転した人気中華店です。
ここのネギ炒飯は絶品だと思います。
塩ラーメンと半ネギ炒飯のセット(830円)
「早く来ないかなーの顔してみて」と言ったらこんな顔をしてくれたひかり。
なかなかの演技派です(笑)。