「若さ」の前に不可能も無ければ、陰影も無い。
それは一切を突破する力であり、
一切を明るくする太陽である。
明治時代から昭和にかけて活躍した歌人（詩人）である与謝野晶子の言葉です。
彼女はさらにこう続けます。
大人になってもこの「若さ」を保有している人達にのみ いつまでも新しい生活がある。
悲観、泣き言、不平、皮肉、非難、諦め、などに心を分かつ大人があれば、それは既に「若さ」を失い衰老の域に入った兆候である。
…娘が小学校に入学する前までは、今よりも時間がゆっくりと流れている感じだったのに、小学生になってからは何だか毎日があっという間です。ついこの間、入学したと思っていたら、あと数ヶ月で6年生…。幼児の頃と比べて親の手が少しだけ離れた分、勉強や生活面で気になることが増えてきて、娘に対して小言を言ったり、マイナスの感情で接したりすることも多くなりました。それと反比例するように、幼児だった時には確かに感じていた喜びや感動、感謝などの気持ち、そして子育てにおける新鮮さのようなものが徐々に薄れていったのかもしれません。
娘のためにも、私自身のためにも、いつまでも若々しい自分でありたい。キラキラと輝くような新鮮な日々を送りたい。そして、娘や生徒たちにも「一切を突破する力」と「太陽」のような明るさを持ち続けて欲しい。そのためにはマイナス感情にばかり心を捉われてはいけませんね。私自身だけではなく、それを娘や生徒たちにもしっかりと教えなくては。…眠っている娘の横顔を見ながら、改めて心に誓ったのでした。
💊娘のその後です。朝早くから並び、ようやく受診できました。結果はインフルエンザBでした。朝と夜で薬（リレンザ）は2回吸入しましたが、まだ38℃台後半から熱が下がりません。加えて、腹痛の波がやってくるらしく、痛みでしくしくと泣いています。落ち着いたら横になる。むくっと起きてトイレへ。また寝る。起き上がって何かを食べる（食欲はある）。食べたらトイレへ。そして寝る…の今日は繰り返しでした。
リレンザってどれぐらいで効いてくれるのかしら。お願いだから熱よ下がって。
