豪雨の中、午前中は札幌開成中等教育学校の学校祭へ。沢山の現みがく生、そして元みがく生に会いに行ってきました。
当初は招待チケットが1枚しかなかったので、私1人で向かうつもりだったのです。でも最終的には、多くの方のご厚意で家族分のチケットを譲っていただけることになり、有り難く3人で行ってきたのでした。
学校に到着し、あまりの人の多さに圧倒されつつもあちこち見て回ります。どこの教室企画も30分以上待ちの行列ができていました。夕方から父の病院へ面会に行く予定もあって並ぶのは断念。多目的ホールは広くて人との距離も保てそうなので、幾つかのステージ企画を楽しみましたよ。
私を見つけて声を掛けてくれた子たちもいたのですが、1時間半程という短い滞在時間だったのもあり、最後まで会えなかった子も…。また来年のお楽しみですね。今度こそ再会できますように。
夕方はダンナと一緒に父の病院へ。「完全予約制/1回15分/1週間に1度のみ」という規則のもと、面会をしてきました。検温し、体調管理用紙に記入しながら待つこと3分。…緊張しましたよ。入院日に病院に送ってきた以来、父とは初めて会います。食欲が無いって言っていたから、かなり痩せ細っているかもな。最後の電話では元気が無かったけど、生気の無い表情をしているんじゃないかな。車椅子で現れたりして…。
覚悟を決めて待つ私の前にやって来たのは…以前とほぼ変わらない父でした。看護師さんに付き添われてはいますが、手を借りずに1人でしっかり歩いています。顔色も表情も悪くありません。
半ば拍子抜けした私に、父がいろいろ話してくれました。昨日、ペースメーカーの手術をする前、生まれて初めて大きなめまいを経験したこと。その際、手術同意書にサインをしたけれど、その時の記憶が抜け落ちていること。ところが、ペースメーカーを入れてからは、めまいもふらつきもなく、今朝は初めて1人で歩いてコーヒーを入れに行けたこと。食欲はないけれど、食事に出たデザートのバニラアイスだけは完食したこと…。
「毎日点滴を2回も打たれるんだぞ(父は注射が大嫌い)」と、いつものボヤキ節も聞けて、心の底から安心しました。とは言え、まだ身体についている管は抜けないし、ペースメーカーを装着したばかりなので、安定するまで油断は禁物です。なにより父はプライドが高く、根っからの「良い格好しい」なので、私たちの前で元気なふりをしているのかもしれません。しかし、から元気だったとしても、頭と口がしっかりしていることに安堵した私たちでした。
父は今日退院の話をしていましたが、先生からの連絡は来ていないので、はっきりしたことはまだわかりません。ただ、来週土曜日は母の命日なので、それまでには何とか退院したいと父は考えているのだと思います。
私ももうしばらく、スマホを握りしめる日々が続きそうです。
ひかりの友達ショーマオ母からいただいた、茹でたてのとうもろこし。食欲のない父に持って行ってみましたが、看護師さん曰く、主治医に確認してみないと受け取れないとのこと。とうきび好きの父は、「おお、食べたいな」と目を輝かせていたのですが、今回は持ち帰りました。…いや、そうでしょうね(笑)。冷静に考えると至極当然だわ。退院してからのお楽しみということで。
私もずっと食欲がなかったのですが(胃がずっと痛いし)、父と同様、とうきび命なので、久々にガツガツ食べてしまいました。美味しくて、ありがたくて、泣きそうだった〜😭