今週から「手紙の書き方」の学習に入りました。

★ 相手のことを思い遣った文章

★手紙文の書き方やマナー

★わかりやすく伝わりやすい文章

★自己紹介文

などを習得するのがこの学習の主な目的です。もちろん、実際に便箋に書き、切手を貼って投函します。

昨年度と同じく、今年も「著名人」や「公的な職に就いている人」に宛てて書いてもらいます。

自己紹介文の練習を兼ねているので、「初めまして」の人、「初めまして」に近い人に対して書くことが条件なのです。作家、スポーツ選手、芸人、アナウンサー、アーティスト、ゲームクリエイター、好きなお菓子や飲料の製造会社、好きなテレビ番組の担当者、よく行く動物園の園長や飼育員さん…などなど、「自分のことを知らない人」なら誰でもOKにしています。

毎年、「誰に書いたらいいかわからない」とか、「手紙を出したい人がいない」という生徒が（少数ではありますが）います。しかし、思いを巡らせて、誰に書こうかと考えることもまた国語力。そして自分以外の人に関心や興味を持ち、繋がりを求めるのはコミュニケーション力の１つでもあります。したがって、「書く人がいない！」と即答する生徒は、国語力またはコミュニケーション力が乏しい傾向にあるのもまた事実なのです。

とは言え、大半の生徒は、「今年は○○に書く！」「書きたい人は1人だけ？」と恒例の手紙学習を楽しんでくれていますよ。オンラインクラスの子たちは、それぞれ誰に書くのかな？