キャンプ場で迎えた朝。爽やかな青空のもと、思い切り深呼吸をして心身を目覚めさせます。
キャンプを趣味にする前、「森の夜」と言えば、しーんと静まり返った沈黙の世界…というイメージでした。しかし、それは全くの誤解だったと気付いたのです。虫の声、夜鳥の鳴き声、蛙の合唱、葉擦れの音…。夜の森は、なんと賑やかなことか!うるさくて眠れないよ…と言う人も中にはいるでしょう。しかし、森の中に鳥や虫がいるのは当たり前のこと。森は彼らが命を育むフィールドなのだから。そもそも大自然の中においては私たち人間のほうが余所者(よそもの)です。森でキャンプをする際には「お邪魔します」と客人のスタンスで臨むようにすれば、鳥の音が気になるとか、虫が多くて嫌だとか、ましてや地面に直火で焚き火をしよう…なんてことは考えにくくなるのではないかな。私はそう思います。
昨晩は、結局1時間半しか眠れなかった私。と言っても、外の音が騒がしかったからではありません。今回、娘たち3人は別テントで寝たのですが、寒かったり怖がったりしていないだろうか、ちゃんと眠れているのか…などと気になってしまって眠れなかったのです。だけど熟睡できたのか、不思議に頭はすっきりしていましたよ。
朝食は娘たちがパンケーキを焼いてくれました。2日目の朝のパンケーキもキャンプごはんの定番になりつつあります。
さて、テントなどの道具を片付け、11時少し前にキャンプ場をチェックアウト。徒歩圏内にある道の駅で買い物をした後、秩父別開基百年記念塔に上ってきました。
次に向かったのは、同じく秩父別町にある「めぇーめぇーランド」。受付でひつじの餌を1人1パック受け取ってから中に進みます。
手指をしっかり洗ってから羊舎に入りましょう。
手のひらに餌を乗せて羊の口の前に持っていくと、パクッ(ぺろっ)と食べてくれます。
食いしん坊の子もいれば、おとなしい子も。羊にも個性があって面白いわ〜♫
最初は怖々手を出していた娘たちも、すぐに慣れ、「可愛い、可愛い!!」と大はしゃぎでした。こちら、入館料も餌代も全て無料なのですよ。羊に餌をあげる体験なんてなかなかできないですからね。遠くても行く価値ありです。
札幌に帰りがてら、岩見沢市の「栗沢ふるさとの森冒険ランド」へ。
初めて行ったのですが、ノスタルジックな風情が漂う素敵な公園でした。
バランス!
にんじん、かぼちゃ、トマト、ピーマン…ライオン?!
これ1つだけ、文字がおどろおどろしい。こ、怖いんですけど。
いろいろな意味で面白い冒険公園でした。
あちこち寄って夕方に帰宅。娘の親友ふたりともやりきった顔をして帰って行きましたよ。キャンプで1番大変なのは後片付け…。夕食は作りたくないからコンビニかな、なんて考えていたら、今回一緒にキャンプに行った子のママさんが、私たちのためにパンとおいなりさんを用意して待ってくれていたのです。えーっ、大感激、そして大感謝〜!!甘めのおいなりさん、超絶•美味しかった(涙)。疲れた身体に沁みました。Hちゃんママ、ありがとうございます。
🥦秩父別の道の駅で購入したお土産。特産のブロッコリーで作った緑色のパスタやラーメンが販売されていました。今度はブロッコリーソフトを食べてみよう。