私って一体どんな人間なのだろう。
自分が主役の人生を生きていても、いくつ年齢を重ねても、わからないのが「自分」です。
果たして変わったのか、変わっていないのか。
成長しているのか、していないのか。
強くなったのか、弱くなったのか。
何かを手に入れたのか、失ったのか。
50年も生きれば、明白になるのだろうと思っていましたが、そんなことは全くないのですね。むしろ他人のほうが、私という人間をよくわかっているような気さえしています。
今まで「自分探し」を勝手に人生の目的のように考えていたけれど、そんな必要はないし、そもそも永久にわからないものなのかもしれませんね。
ただ一つ言えることは、今がとても充実しているということ。苦しいことも悲しいことも心配の種も絶えないけれど、それでもこうして好きな仕事ができること、家族と毎日楽しく過ごせること。可愛い生徒たちや元教え子たちの成長を見届けられること。いつもみがくを支えてくれている講師やサポーターの方々と日々奮闘できること。全てにおいて幸せを感じています。
実家の車庫横で咲くオダマキの花。これが私の生き方よ。そう言わんばかりに精一杯、咲き誇っていました。
君たちは強いね。