月に数回、娘と一緒に読書タイム本を設けています。と言っても、お互いに向き合ってとか、時間を計ってとか堅苦しいものではありません。娘はソファー、私はハンモックで…といった感じに、それぞれ好きな体勢でくつろぎながら読んでいます。
この日、私は伊坂幸太郎さんの「クジラアタマの王様」を読みました。散りばめた伏線をラストで一気に回収する伊坂ワールドが大好き。
一方、娘は東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」を。娘にとっては東野圭吾デビューです。何が良いか聞かれたので、迷った末にこれを勧めました。「すごく面白い!!」と喜んで読んでいたのでホッとしました。
子は親の背中を見て育つもの。自分は全く本を読まないのに、「本を読みなさい」と強制してもなかなか読書習慣は身に付きません。親子で一緒に本を読み、その楽しさを享受することが、我が子を本好きにする最善の策だと私は考えています。