どなたかご存じの方はいないかと、いつも思い出したように書くエピソードです。
私が1歳頃。
この頃は毎日毎日、異常な程に泣く子だったそうです。
母は育児ノイローゼになり、私をマンションの三階から落とそうとするのを父が阻止した…というエピソードを大人になってから両親に何度も聞かされました。
そんな私ですが、ある日を境にピタッと泣かなくなったそうです。
その理由がとても不思議なのです。
私の泣きっぷりに業を煮やした両親は、私を東京都内のとある神社に連れていきました。
近所の人に教わって「かんのむし」のお祓いをすることにしたそうです。
二人に聞いたお祓いの内容は次の通りです。
●僧侶がお経を唱える
●泣いている子(私)の手のひらに何かで(不明瞭)「むし」と書く。
●すると、その手のひらからモクモクと白い何かが出てくる
その流れを何度か繰り返すうちに、私は泣きやんだそうです。そしてそのあとは逆に心配になるほど泣かなくなったと言っていました。
…神社には両親と伯母が一緒に行ったのですが、三人が三人全く同じ話をします。
手から白いもの?
灸かなにかでは?
と私が聞くと、みんな首を横に振ります。
お坊さんが水みたいなものに指を浸して、その指で私の手に字を書いたのだ、と言うのです。
手から出てきたのは煙のような(父)、綿毛のような(母)、繊維のような(伯母)ものだったと話していました。
一体、私は神社で何をされたのでしょうか?
手から出たモノの正体は何なのでしょう?
実は数年前、島根県に仕事に行ったとき、同じ経験をした人と出会ったことがあります。
でもその方も、その煙?の正体が何かは科学的に全くわからないと言っていました。
誰かわかる方がいらっしゃったら、教えて欲しいものです