塾長ブログ

入院回避

昨日は数年ぶりに救急車に乗りました。

私自身が呼んだのではなく、かかりつけ病院の院長先生から半ば強引に呼ばれた形です。先生は緊急性があるとご判断されたのでしょう。

熱はすっかり下がったものの、腹痛(みぞおち、胃の右下あたりが特に)が続いていると先生にお伝えしたら、「今、救急車を呼びましたから準備をしておいてください。当番病院には私から電話をしておきます」と。いやいや、タクシーで行きますと固辞したのですが、救急車で行ってくださいの一点張りでして。せめてサイレンを消して来て欲しいとお願いをしたものの、鳴らすのは法令で決められているので無理とのこと…。驚かせないようにと向かいに住む父に予め事情を話し、到着したらすぐ外に出ていけるように玄関でうずくまって待つこと10分。「自力歩行できるのに救急車を利用してしまって申し訳ありません」と何度も救急隊の方々にお詫びしながら、病院に向かいました。

月曜日の朝から水以外はほとんど口にしていないことを伝えたところ、到着後すぐに点滴を打ってくれました。そのあとはコロナ検査、血液検査、尿検査と続き、造影剤を使ったCT撮影。初めて造影剤を体験しましたが、痛みがないのですね。私は点滴をしていた右上腕から入れたのですが、喉のあたりが熱くなる感じと多少の息苦しさ(呼吸がしにくい感じ)があるぐらいでした。

血液検査や尿検査の結果、CRPという値だけ異常に高かったそうで、体内で何かしらの炎症が起こっているとのことでした。担当医師の見解では急性の腸炎ではないかと…。「はっきりした原因がわからないので明日他の医師にも結果を見せて意見を聞きたい。まだ痛みもあるし、入院してほしい」と言われたのですが、娘は今日から学校が始まるし、締め切りの迫った仕事も抱えています。本当に休んでいる暇なんて無いのです。「伝える力」を発揮して(笑)先生にそう訴えたところ、何かあったら夜中でもすぐに戻ってくることを条件に、帰宅を許してくださいました。ごね勝ちです。

結局、急な発熱と腹痛、吐き気の理由は、はっきりとわからないまま。ただし、コロナでもインフルエンザでも無いことだけは確定しました。

 

今もまだ謎の腹痛と、背中(深部)の痛みは続いていますが、熱と頭痛が解消されただけでも随分と身体が楽です。食欲も少しずつ戻ってきましたしね。

 

というわけで今日から仕事を再開!多少はセーブしようとは思いましたが、今日も開成中のグループ活動練習や留学申請書類の手伝い、高校の面接練習…と、買ってきた白湯を飲む暇もなく時間が過ぎていきました。しかし、私にとって仕事は元気の源。横になっているよりも教室で指導をしている方がよほど活力が湧いてくるのです。Mちゃんからもらった健康お守りを眺めながら、改めてそう感じました。

 

そんなこんなで、坂本は元気です。この度は驚かせてしまい、大変申し訳ありませんでした。

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