大学入学共通テストまであと2日。

国語の現代文は前日まで問題を解いておき、長文慣れをしておきましょう。古文と漢文も同じですが、自信が無い人は試験まで古文単語、漢文句法を１つでも多く覚えることです。両者とも、「文章が読めること」が絶対条件。そのためには読むための「部品」である単語や句法を頭に入れておくことが肝要です。

古文の単語に関して言えば、頻出の敬語動詞、形容詞、形容動詞は確実に頭に入れておきましょう。敬語動詞が訳せないと、敬語多用の文章で歯が立ちません。また、人物の上下関係も把握できないと解釈違いをしてしまう恐れもあります。

心情が投影されている形容詞、形容動詞は設問にもよく取り上げられる上に、正誤問題にも影響するので、最後の見直し、覚え直しをしておいてくださいね。また、文法で言うと、助動詞と助詞は文法的意味よりもむしろ現代語訳を確認しておきましょう。例えば、

■「らむ」→今ごろ〜ているだろう

■「ぞかし」→だね

などと言うように、仕上げとして訳のチェックをお願いします。漢文も句法とその訳を確認すること！

努力してきたことはどんな形であれ、必ず自分という人間の資産となります。自分の底力を信じてベストを尽くしてくださいね。