「みがく」という組織には、大きな2本の柱があります。
1つは国語専門塾みがく。
そしてもう1つが「ヨガスタジオミガク」です。
2つは同一組織であり、同じ建物内で運営しています。
国語塾の無い日にはヨガがあり、ヨガレッスンの無い日には国語塾がある…という感じです。
ヨガスタジオミガクの代表であるコバヤシ氏は整体師でもあります。
今は自他ともに認める立派な「ヨガおたく」として、ヨガ道一筋にレッスンを行なう毎日です(笑)。
塾もそうですが、ヨガスタジオ自体も大々的に宣伝をしていません。
が、ヨガも口コミ&リピート率が異常に高いのです。
先日も、東京からヨガを体験に来て下さった方がご自身のブログにミガクをご紹介下さいました。
とても感動でした
http://d.hatena.ne.jp/uchikoyoga/20101107
コバヤシ氏はヨガに精通しているのはもちろんですが、私はいつも「教え方」が上手いなぁと感心しています。
とにかく生徒をよく見ている!
1人1人にしっかり気を配り、的確なアドバイスを与えるあたりがプロの講師だと思います。
また、レッスン1時間前くらいにはスタジオに1人座り、レッスンのイメージトレーニングを行なっているようです。
それをほぼ毎日やっているんですよ。
これはスゴイことです。
レッスンも慣れてくると、イメージが固まってきます。
そうなると、心に余裕(悪い言い方をすると油断)が出てきますよね。
それは、私が行なっている授業でも全く同じです。
昨日、私は4時間連続で立ち授業を行ないました。
何が一番辛かったか。
体ではありません。
「同じことを4回授業する」ということ。
それが精神的にとても苦しかった!
連続2回くらいなら楽しくできますが、それ以上になると「飽き」がくるのです。
授業の展開に慣れてしまうんですね。
ヨガのレッスンに関しても同じです。
「やさしいヨガ」というレッスンは週に6回もあります。
それなのにコバヤシは、ほぼ毎回イメージトレーニングをしています。
毎回、参加する生徒は同じとは限らない。
たとえ同じだとしても、心身の状態は毎回違うでしょう。
だから、教えている側にとっては「同じ授業」だとしても、
生徒の側からすると、決して同じではないのです。
教える側は、教えることに慣れてはいけない。
慣れは慢心を生むから。
そして慢心からは何も生まれないから。
…私はいつもそう思って生徒と向き合っています。
たぶん、それはコバヤシも同じなのでしょう。
「慣れるな」~相田みつを
慣れるな
なれるな
どんなことにも 慣れるな
慣れると
感動がなくなるから