みがくでは、宿題の読解問題において必ず「線引き」をするように伝えています。本文、設問文、どちらもです。
本文では、説明文(評論)と物語(小説)に分けて、それぞれの線引きポイントに線を引いたり、丸囲みなどのチェックをしたりすることを促しています。この線引きができていないと、どんなに設問を解いてきても「やり直し」になるぐらいに徹底しています。
模試などの分析を生徒のお母さんにお願いされることが多いのですが、この線引きができていない場合は一旦生徒に答案を戻しています。然るべきところに線引きがなされていることを確認した上で、詳細な分析をして、今後の課題について解説をしている次第です。
厳しいと感じるかもしれませんが、なんとか良い習慣をつけてあげたいのです。
また、受験を考えている6年生や中、高校生には、「ピント合わせノート」を作ってもらっています。どこの問題をどんなふうに間違えたのか、なぜ間違えてしまったのか、自己分析をするためのノートです。単に問題が合っていた、間違えていた、結果が良かった、悪かった…ではなく、間違えた原因を探り、対策を練り、次に繋げていくことこそ大事です。この自己分析ができるようになると、国語だけではなく他の教科でも、さらには勉強だけではなく、どんな場面においても大いに役立ちます。
今はピンと来なくても、これらの習慣がいつの日か生徒達の血肉になる日が必ずくる。そう信じて今日も指導しています。