みがく恒例の学習である「みがく創作文コンクール」。今回もコロナの影響で提出期限が大幅に延期となり、入賞者の発表が今の時期になってしまったことをお詫びいたします。2020年度は総数208もの作品が集まりましたが、その中から約30作品を授賞作として発表いたします。
昨年度までと同様、①文章の読みやすさ・わかりやすさ ②論理整合性 ③オチまでの流れの自然さ ④独創性 ⑤誤字脱字の有無 ⑥表現力の有無 ⑦文字の丁寧さ 主にこれら7項目において審査をし、入賞作品を決定しました。
2020年度 みがく創作文コンクール授賞作品 (学年は昨年度のもの)
■最優秀賞(プラチナ賞)副賞:表彰楯+図書カード5,000円
「幸せの形」岡本嵩弘(高2)
【講評】なかなか人には理解されない「性癖」を持つ学生たちの日常を描いた物語。コミカルな中にも丁寧に描かれた心情描写が卓越していた。読みやすく、読み手を引きこむ文章運びは見事だった。なお、視覚障がいを持つ少女と駅で出会った男性との心の交流を描いた「彼と過ごす60秒間」、弱者をいじめるのが大好きな「俺」の身に起きた恐怖体験を綴った「笑う少年」の2作品も受賞作に劣らず力作であり、全く異なるジャンルを書き分ける文才は目を見張るものがある。
■優秀賞(金賞)副賞:表彰楯+図書カード3,000円
「空の響き」成田 芽生(中1)
「チューリップの花は何色?」白川 菜乃(小6)
■優秀賞(銀賞)副賞:図書カード1,000円
・「なり損ないのメイド」岡本佳晃
・「銀行員の屑」前田涼太
・「裏の学校」小松駿哉
・「異界伝~善なる魔王その始まりの物語」菅沼修羽
・「白黒曖昧な彼と記念日と」山本果凛
・「Piⅽa」渡部悠杏
■奨励賞(銅賞)副賞:図書カード1,000円
・「地球に行きたい」天間あかり
・「想い、ヒラリと散っていく」柏原奈々子
・「日常を取り戻した少女」椿浩登
・「パターンH」石田玲亜
・「マフィン」石井結菜
・「第七艦隊の魔術師 第一章」藤野遥音
■佳作 順不同/副賞:図書カード500円
畠山愛唯・大塚千秋・成田光来・成田侑理・成田真弥・赤坂璃子・佐藤こはく・尾髙佑宇・佐藤向日詩・坂上悠崇
山本優・森﨑太智・佐藤壱之介・村上飛鳥・村上和成・島田結太・松倉匡耶・尾﨑杏奈・齊藤来美・内山怜