月とすっぽん。違いがありすぎて比較にならないことを喩えた有名な諺ですね。
厳密に言うと微妙にニュアンスが異なりますが、類義語に、「提灯に釣鐘」「雲泥の差」や「天と地の差」などがあります。
文章を書く際、私がよく用いるのは「雲泥の差」という言葉ですが、若い頃、ライターのアルバイトをしていた時には次の言葉もごくたまに使っていました。
「雪と墨」
という表現です。
これも「全く違うこと」「正反対であること」
「異なりすぎて比べようのないこと」を意味する言葉。
あの兄弟は雪と墨のように性格がまるで違う。
…などのように使います。
どの言葉より、響きが美しくて気に入っているのですよ。