ここ連日、寒い日が続いている北海道。
今年は特に気温が低くて、部屋のストーブを点けたまま就寝することが多々あります。
我が家は築年数も経っているのもあり、ストーブのない部屋は冷蔵庫の中にいるように寒いのですよ。ストーブはまさに命綱なのです。
ところで、灯油といえば石油。
石油と言うと、ついつい日本書紀の一節を思い浮かべてしまいます。
「越国、…燃ゆる水を(天智天皇に)献ず」
燃ゆる水と言うのは原油のこと。新潟県のどこかで湧出していた原油を天皇に献上したという内容です。
ちなみに原油は当時、臭い水…臭水(くそうず)と呼ばれていました。確かに臭いですよね。
臭い水だけど燃える水(自然発火や落雷などで)だし、珍しいし…ということで天皇に献上したのでしょう。
ストーブの消えた教室で、寒さと闘いながらそんなことを考えながらダンナ(伊藤先生)のお迎えを待っている私です。