声に出して本を読む「音読」。
国語力を鍛える手段としてとても有効です。
でも、声を張り上げて文字をただ読むだけでは効果半減。
「内容のまとまりに注意して読むこと」が重要です。
実際、子どもに本を読ませてみると、内容がきちんと理解できているかどうかわかります。
解釈が間違えていると、変なところで区切って読んだりするからです。
練習する際は、
「相手にきちんと内容が伝わるように」意識すること。
就学前~低学年の子どもなら、
「○才の子(本人の年齢より下)にも話が伝わるように読んでごらん」とアドバイスします。
先日、姪の菜々子(2歳)が私に本を読んでくれた時のことです。
「アヒルのおかあさんはかんがえました。『そうね、このリンゴがいいかしら』…」
というくだりで菜々子は、
『そう ねこの りんごが いいかしら』と読みました。
私「えっ?ネコのリンゴ?ネコさんが持っているリンゴ?…何だか変だねぇ」
菜々子「ネコのリンゴじゃないよ~。変だね~(笑)」
このあと、この部分を何度か練習させてもう一度読んでもらったところ、今度は正しく読めていました。
「変なところで切って読むと、内容が変わってしまう」
それを子どもに体得させます。
この少々面倒なやりとりを何度も繰り返す。
それが国語力を身に付けさせる大事な作業の1つです(ただし、怒らず楽しくね)
みがくでは年明けにでも「音読コンテスト」を実施する予定です
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