塾長ブログ

「飛んで火に入る夏の虫」を見つけた。

「飛んで火に入る夏の虫」という諺があります。「自ら進んで危険や災難の中に飛び込もうとする」という意味の言葉です。

この諺の由来となった夏の虫は「ヒトリガ」という蛾。ヒトリガは「灯取り蛾」と漢字表記されるのですが、明るい灯火を慕って近づいてくる習性(正の走光性)があります。火に寄りすぎて結局は焼け死んでしまうことがあり、その様子をたとえて「飛んで火に入(い)る」と表現しました。

この同種であり、定山渓に多く生息していて、その名にも地名が付いているのが「ジョウザンヒトリ」。

 

実は羽を広げると鮮やかな色に。ちなみに、ヒトリガは成虫も幼虫も毒を持っていません。

日本に生息する蛾は5000種類(蝶は250種程度)と言われています。そのうち、毒蛾は10種類ぐらい。恐れるほどの数ではないのですが、チャドクガはこの夏、日本各地で大発生していました。特に幼虫には毒針毛があるので絶対に触らないようにしましょう。こんな幼虫です(苦手な方、ごめんなさい!)。

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