時に私たちは、明日が見えなくなることがあります。
長く暗いトンネルの中を歩いているような。
「油のプール」で泳いでいるような。
不安で。
もどかしくて…。
先が見えなくて、どちらに進んだらいいのかもわからない。
そんな時って、誰にでもあると思います。
そんなピンチを乗り切る方法があります。
「足元を見る」こと。
どんなに先が真っ暗闇でも、自分の足元だけはかろうじて見えるはず。
先ばかりを見過ぎずに、まずは、次の1歩をしっかりと踏み出すことです。
「今できること」に全力で取り組むことです。
あなたが大きな悩みを抱えている主婦なら、今晩のごはんを全力で作る。
あなたが成績に伸び悩む学生なら、「たった1問だけ」を全力で考え抜く。
あなたがストレスを抱えた会社員なら、今ある仕事に全力で取り組む。
大きなことや難しいことじゃなくても構いません。
料理でも、掃除でも、コピー取りでも、犬の散歩でもなんでもいいのです。
今、やるべきこと(これならやれる!ということ)をやってみてください。
ただ漫然とこなすのではありません。
汗が出るくらい「全力」でやるのです。
暗闇の中、「全力で踏み出した1歩」は、経験と言う名の資産になり、自信になるでしょう。
その一歩が、暗きを照らす光のスイッチになるかもしれません。
私はそうでした。