「ありがとう」という言葉。
古語の「ありがたし(有り難し)」が語源です。
「ある(存在する)のが難しい」が転じて、
「めったにない」「珍しい」という意味で使われていました。
「人から物品や気持ちをもらうことは、めったになく珍しいことだ。」という意味でも「ありがたし」が使われるようになり、仏教思想も影響して徐々に「感謝」の言葉として使われるようになりました。
(「ありがたし」がイ音便化して「ありがたい」に変化)
果てしなく広がる宇宙の中で、
悠久の時の中で、
数多の生物の中で人間として生まれて、
誰かと出会い、
誰かと心通わせる。
…それは決して当たり前のことではありません。
「めったにない=ありがたき」ことです。
出会いに。
人から受けた厚意に。
いつも感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。
「ありがとう」
意識してたくさん使うようにすると、口にする自分自身も気分が良くなるから不思議です。
これも言霊の力なのかもしれませんね