今日、ある生徒のお母さんと電話でお話ししました。
「うちの子、最近本当に国語の力がついてきましたよ。先日学校で書いた作文が先生から大絶賛されたと本人が嬉しそうに話してくれました!みがくに通う前は大嫌いだった国語が今や1番大好きな教科になったって言っていました。」
お母さんは何度も何度もお礼の言葉をおっしゃっていました。
こんな時は本当に教師冥利に尽きます。
国語(言語)学習は、早く始めるのに越したことはありません。
逆に遅すぎる…ということもないと思いますが、やはり幼少期に始めるほうが絶対に効果的です。
例えば、ただ本を与えておけばいいと誤解しているお母さんがいます。
でも大事なのは「どうやって本を読ませるか」です。
1冊の本から学ぶことは計り知れないのに、数を与えれば安心と思っている人も多いのではないでしょうか?
効果的な読書の方法を知っているのといないのとでは後々差が出てきます。
小学生低学年までは「読書の質」が国語力を左右すると言っても過言ではありません。
私には現在2歳の姪がいますが、彼女には0歳から本と出会わせ、多くの工夫を施した読み聞かせをしてきました。もちろん妹の賛同と協力を得て、です。
その成果が今になって、(発話の語彙数や内容などに)顕著に表れていることから、国語教育に早すぎるということはない。そう改めて実感しています。
冒頭のお母さんからは、事あるごとにご相談のメールやお電話をいただいていました。
その度、私も出来得る限りのアドバイスをさせていただいたのですが、それを真摯に受け止め、しっかり実行なさってきたようです。
このことも今回、功を奏したのだと思います。
私たち塾側と本人、そしてご家族が連携し合い、本気で取り組んで初めて学力は身に付きます。
家庭での会話や言葉遣い、読書習慣…などがダイレクトに影響する国語という教科は特にそう言えるでしょう。