早いもので、もう11月半ば。
そろそろ受験生たちが焦り始める時期ですね
みがくの受験生たちもみんな本気モードに切り替わったようで、指導する私もますます気合が入ります。
例えばRくん。
希望大学に小論文入試があるため、週に3本は小論文を書き上げています。
夏と比べて、随分と文章がしっかりしてきました。
小論文対策して重要な一歩は、自分が受験する大学の問題傾向を把握しておくことです。
どんなテーマが多く出題されるのか、字数はどれくらいなのか、何についての論述が求められるのか…など。
まぁ、当然の作業ですよね
指導する私もそれらを調べた後で大学の傾向に沿った「類題」を作成します。
そして生徒が書いた文章に関して、構成や内容、表記などを細かく添削。
小論文の採点をしていた経験を踏まえ、「点の取れる小論文」のコツを教え込んでいきます。
小論文の上達のポイント。
それは、「練習」と「演習」を繰り返すことに尽きると思います。
ちなみに、
「練習」とは、勉強やスポーツなどの技術を上達させるために、繰り返し習うことです。
「演習」とは、「慣れる」ために繰り返し習うこと。また、実戦を成功させるために想定して行なう訓練のことです。
文章技術を磨くこと。
書き慣れること。
受験校の傾向を調べ、出題内容を想定して書くこと。
…どれも必要不可欠な要素であり、そして「繰り返す」ことが大事です。
今日はRくんの受験大学に合わせた演習問題を作りました。
また、イマイチ語彙力の乏しい彼のために「語句辞典」も作成。
表記をほんの少し変えるだけで、ぐっと洗練された文章に感じられるものです。
内容第一とは言え、言葉の遣いかたにも気を配る必要は大いにあります。
ただ「繰り返し練習しなさい!」と言うだけでは指導者失格。
生徒が実践できるようになるために、教える側も汗をかかなくてはいけません。
「こんなことまで先生がやるの?!」というところまで踏み出して、「質の良いお節介」が焼けるか。
私はそれをいつも心掛けて指導にあたっています。