襟裳の春は
なにもない 春です
森進一さんのヒット曲である「襟裳岬」。
吉田拓郎・作曲、岡本おさみ・作詞の名曲ですね。
北海道に住んでいる私にとっては馴染みのある曲で、母がよく口ずさんでいました
だけど…。
襟裳岬の歌詞って、謎なんですよね。
・詩の設定の主人公である男性はどこにいるのか?
・この時点での季節はいつなのか?
…などなど、詩の言い回しにいくつか矛盾があるため、全体の内容把握が難しくなっています。
岡本氏から詩をもらった吉田拓郎氏が、「雰囲気で詩の一部を変えてしまった」という情報もあり、ますます真相は藪の中です。
それはさておき、1ヶ月ほど前のこと。
突如思い立って「襟裳岬」に行ってみることにしました。
題して、「検証ドライブ:襟裳岬には今でも本当に何もないのか?」です。
札幌を朝9時半に出発して、現地に着いたのが14時。
と、遠かった…
道のりの遠さとバカバカしさとで、何度も心が折れそうになりました(笑)。
そんな気持ちを奮い立たせるため、車中「森進一ベスト」を聴きながら向かう私たち。
「おふくろさん」や「冬のリビエラ」などの名曲に涙しながら、何とか襟裳岬に到着です
早速、岬の先端に行ってみました。
この日は強い霧がかかっていて、海がよく見えませんでした。
とほほ、残念…
それでも、景色を眺めたり、記念の動画を撮ったりして岬を満喫。
駐車場付近には、3~4軒ほどの売店や食堂が立ち並び、週末なのもあって結構にぎやかです。
近くには「風の舘」という展示施設もありました。
強風で有名な襟裳岬。
風の館では「襟裳の風体験」と言って、風速25mの風を体験することができます。
また、ここ近辺の海ではゼニガタアザラシが生息しているそうで、天気の良い日にはその姿が観察できるとのこと
広くてキレイな展望室がありました。
施設を出て、売店に行ってみると「名物・こんぶソフト」なるものが…。
ソフトクリームが食べたい気分ではありませんでしたが、好奇心には勝てません。
頼んでみると…。
カップにバニラソフトを入れて、その上に昆布の乾燥粉末をかけてくれました。
味は…。
うん。
普通のバニラソフト。
こうして、襟裳岬検証ドライブは終了です。
帰りも4時間以上かけて家路に着きました。
●検証テーマ:襟裳岬には今でも本当に何もないのか?
結果:
・襟裳の海にはゼニガタアザラシがいる。
・襟裳岬の駐車場には4~5軒ほどの売店や食堂がある。
・こんぶソフトもある。
…あれ??
しまったぁ!!
季節を間違えたぁ!
歌の設定は「春」だったのに、夏に行っちゃった!
検証テーマ自体、間違えちゃってるよ~!
まぁ、いっか~
結果(修正):春は未確認なのでわからない。だが、襟裳岬の夏には結構いろんなものがある。