鎌倉初期に書かれた絵巻、「北野天神縁起」。
そこには「女性を背負う男性」の姿が描かれています。
宮本常一氏の『絵巻物に見る日本庶民生活誌』にはこんな解説が。
「…女を背負った男の姿が見える。男は腰へ棒を横にあて、両端を両手で持ち、女はその棒に足をのせ、うずくまって男の肩に手をかけている。(中略)男が女を背負うときは、この時代にあってはこのようにしたもののようである。」
つまり、女性をおんぶする時には「棒」を使っていたとのこと。
女性はその棒に両足を乗せて、しゃがんでいたらしい
…?
こういうこと??