昨年度に学習した「手紙の書き方」。どうせなら実際に出してみましょうということで、生徒たちがめいめい好きな有名人に手紙を書きました。
後日、多くの有名人の方から返事がきたのですが、最近また二人の人気漫画家さんから葉書が届いたようです。
まずお一人目は、この方。
土田しんのすけ先生。コロコロコミックに「マジで!!まじめくん」を連載している先生です。びっしり「まじめ」にお返事をくださってありがとうございます。もらった生徒が大変喜んでいました。「何歳の頃、漫画家になったのですか?」という生徒の質問にも答えてくださっています。誠実なお人柄が文面から滲み出ていますよね。
そして、もう一通は、「ケシカスくん」の筆者である村瀬範行先生。同じく、現在コロコロコミックに連載している人気漫画家です。生徒の「どうしてそんなに面白い漫画が描けるのですか?」という質問にご返答が。「仕事をしていない時は遊びまくっているから」ですって。…うん、そういうの大事、大事(笑)。相手が子どもだからということで漢字にルビを振ってくださるというご配慮も素敵です。
SNS全盛の時代に手紙を出す。私は時代遅れだとは決して思いません。手紙って、書き手の体温が伝わってきませんか?内容を考えながら、しかも直筆で手紙を書くのはそう容易なことではありません。気も遣います。それがわかるから尚更、有難い気持ちになるのです。自分のもとに手紙が届く。しかも大好きな人から!何とも幸せなことですよね。きっと手紙をもらった側も同じなのだと思います。子どもが一所懸命に思いを書き綴った手紙。それを受け取って嬉しくない人はきっといないでしょう。先生方は「…何度も消して書き直したんだろうな」とその姿を想像し、嬉しさと感謝の気持ちから筆を執ってくれたのではないでしょうか。
来年度も手紙学習を行いたいと考えています。生徒たち、今年は誰に書くのかな?