今日は娘の小学校の学習発表会でした。
なにせ初めての経験。前方の席で観覧するために、寒空の中で並ぶこと40分(ダンナが並びました)。その甲斐あって、真ん中最前列で観ることができました。
1年生の演目は「おおきなかぶ」。1年生とは言え、それぞれの出番も台詞も多く、子どもたちも最後まで気が抜けません。
誰一人として声の小さな子がいなく、みんなはっきりしっかり台詞を話していることに驚きました。「おおきなかぶ」という大抵の人が知っている有名な話ながらも、面白おかしくアレンジと演出が施されています。例えば、
担任の先生方にも役があり、ラストのオチとして登場していました。「ズコッ!!」と総勢100名でずっこけるのですが、見事なまでに揃っていて壮観でした。
見ている人を飽きさせないテンポの良さ、地元ネタを入れるユーモア(発表会の笑いって、空回りしがちですよね…)。全てが素晴らしくて感動しました。これまで、教え子に呼ばれて多くの学習発表会を観てきましたが、娘の小学校という欲目では断じてなく、見応え抜群の完成度の高い発表だったと思います。
特別支援学級の発表も観せてもらいましたが、こちらも素晴らしかった!固まる子や台詞が飛ぶ子がいても不思議ではないのに、みんな自分の役をしっかり演じきっています。先生による配役もばっちりで、それぞれ個性を出しながら生き生きと舞台に立つ姿に目頭が熱くなりました。
大変申し訳ありませんが、正直に言って、さほど期待していなかったのです。小学生…特に低学年の学習発表会は、なんとなく想像がつくと言うか…。
良い意味で予想が裏切られました。これも子どもたちの頑張りと、先生方のご指導の賜物ですね。ご苦労が偲ばれて頭が下がります。