今週の導入学習は｢日記｣です。

流れを教え、その型を踏まえた上で書き進めてもらっているのですが、この日記にも国語力が反映されます。と言っても、文章力や表現力だけではありません。

｢何も書くことがない｣と訴える子がいますが、書く内容を生み出す発想力も立派な国語の力なのです。

発想力の豊かな子は、どんな些細なことでも日記の題材になります。

雪虫が飛んでいたこと。

給食で苦手な野菜と格闘したこと。

口笛が上手く弾けるようになったこと。

お母さんがふわふわのスリッパを買ってきたこと。

アイスの当たり棒が出たこと。

日常の何気ない一コマに焦点を当て、生き生きと表現する。そんな力を身に付けられると、きっと人生は彩りのある豊かなものになるでしょう。

大袈裟ではなく、本気で私はそう思っています。