今日の土曜ゼミは、「オモシロ作文」と「伝言ゲーム」。
先生が大きな箱を持って生徒たちの前に現れました。
この箱には一体何が入っているのでしょうか?
箱を開けると…?
今度は中に紙袋が入っています。
さらに紙袋を開けると、中にはさらに紙袋が!
その都度、生徒たちはその箱や紙袋の様子を観察して、作文用紙に書いていきます。
箱に書かれている文字や大きさ、袋の色など…最初はありのまま、客観的に。
そのあとに、自分の感想や考え(主観)を書いてもらいます。
最後には何が出てくるのかな?
みんな興味津々。集中しています(笑)
紙袋の中からはまた袋!まるでマトリョーシカみたいです。
いよいよ、中身の正体が明らかになりつつあります。
匂いを嗅いだり、触ってみたり…。五感を総動員して正体を探ります。
そしてその都度、「客観的-主観的」作文をしていきます。
生徒の鉛筆もドンドン進みます。
「新聞紙をとると、中には黄色と白のチェックの箱が入っていました。中にはケシゴムが入っているとおもいます。」
実はこの作文、私の完全オリジナルではありません。
尊敬する作家であり教師の灰谷健次郎先生が書かれた「兎の眼」という作品で紹介されている作文を、アレンジしたものです。
…さて、最後に出てきたのは??
「フルーツグミ」でした
今度は各自が手にとって触感を確認したあと、食べて味を調べます。
そしてそれについてまた作文。
「…最後に出てきたのは、なんとフルーツのグミでした。食べ物だとは思っていなかったので意外でしたが、うれしかったです。」
というわけで…楽しく、美味しく…作文は終了です。
第2部目は、「伝言ゲーム」。
2チームに分かれて、正しく伝言が伝わるかを競いました。
「今日は晴れではありません」から始まって、「みがくの電話番号は○○○ー△△△△(架空)です」と、7桁の数字伝言まで、レベル分けしながら進めていきます。
「正確に聴く」ことは簡単ではありません。
でも、こういうゲームなどで「聴く」ことを普段から意識しておくだけでも将来的に差がついてきます。
子どものうちから耳を鍛えておくことは「聴力」はもちろん、集中力を身に付ける上でもとても役立ちます。
今回の土曜ゼミも楽しかったなぁ。
笑いすぎておなかが痛くなっちゃった。
みがくでは、私たち講師も楽しめる企画を心掛けています。
参加したみんなも「おもしろかった!」とご家族に報告してくれたら嬉しいな。