今週から音読学習に入りました。

まずは、「聴きやすく伝わりやすい音読のポイント」をまとめたプリントを渡し、生徒たちに記憶してもらいます。

頭に入ったら実践！新聞記事を使って音読練習し、スラスラ読めるようになったら先生の前で音読していきます。

音読ポイントの中に、

「大事な言葉や強調したい言葉の前は１秒開けて読む」というのを入れました。1秒というのはあくまで目安ですが、特に大事な言葉を発音する前に1拍置き、その言葉を敢えてゆっくり読む、ということを教えています。

どの言葉を強調して読むべきかを考えながら練習することは、文章読解のトレーニングにもなります。実際、生徒たちに「どの言葉を強調して読んだのか」を質問するのですが、その返答によって、内容や主旨がしっかり理解できているかどうかがすぐに分かります。

音読は国語学習の基本にして重要な要素。誤読や読み飛ばしをせず、且つ内容を理解しながら読み進めるトレーニングでもあります。今後もこの音読練習に力を入れていきたいと考えています。