塾長ブログ

国語力を育てる読み聞かせ

今日は月2回開講の「幼児のための読み聞かせ国語教室」の日。3歳児クラスです。
本日は7冊の本を読み聞かせ。
その中から2冊をピックアップし、教材を用いてさらに理解を深めてもらいましたよ。
「くまさんアイス」では、くまさんが帰り道に出会った動物と、それぞれが作っていたお菓子とを組み合わせてもらいました。読む前に、「クイズを出すから聴いていてね。」と話し、内容にしっかりと意識を向けるよう促します。
ねらいは内容を把握する力と「聴く力」を育てることです。
次の本、「ぺんぎんきょうだい れっしゃのたび」では、主人公のぺんぎんたちの心情の推移を一緒に考えてもらいました。
状況を簡単に説明し、「ぺんちゃんはこの時、どんな気持ちかな?」などと質問します。とは言え、まだ3歳児。言葉で上手く説明はできませんよね。寧ろ説明できないのが普通なのです。そこで読み手である私が「列車が動き出したよ!楽しいね。ワクワクするよね~🎵」などと「心情の解説」をしてあげます。
この心情理解~「相手の気持ちを推し量る・汲み取る」ことは国語学習のみならず、これから生きていく上でとても重要なこと。自分と同じ気持ち、自分とは異なる気持ち。他者の様々な気持ちと触れるうちに、子どもの「こころ」は育っていきます。同時に、相手の立場になって深く広く思考できる人間性が身に付いていくのです。
講座では場面ごとに、手作りの心情カードを置いてもらいました。まだ文字が読めないので、イラストを手掛かりに!
これからも少しずつ心情カードの種類を増やしていく予定です。
ご自宅でも多くの本で試せるように、このカードはお母様方にプレゼント。絵が得意ではないので、きちんと伝わるか不安ではありますが(笑)、手作りのあたたかさを大切にしています。


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