今年も受験生のために、
現代の歌を古文で訳して、重要古語や文法を覚えてもらう…ということをやっています。
古文オタクの私としては、やっぱり当時の文章をそのまま味わってもらいたい。
それが学問の王道であるとも思っています。
例えば、「あはれなり」を「趣がある」と訳すことにも私は抵抗があって、
「あはれなり」は「あはれなり」だと思うのです。(わかりにくっ)
でも、そうは言っても現代人にとって古文は取っ付きにくいもの…。
動機やきっかけは何でも良いので、まずは古文を身近に感じてもらえたらいいなと思います。
今の日本語の古いものが古文であり、同じく日本語なんだということ。
今の私たちが全く理解できないようなことは書いていないということ。
それをわかってもらえたら嬉しいな~。
…というわけで、古文ポップス 第二弾です。(今回は短めバージョン)
受験生の皆さん、参考にしてね
●古文ポップス② GReeeeN「愛唄」
http://www.youtube.com/watch?v=-ARVflXmAww
※著作権の関係上、オリジナル歌詞は割愛します。
坂本古語訳版 「愛唄」
※赤文字は重要古語 青文字は重要文法
「ねえ かなしき君へ」
笑はで 聞かまほし
「いとぞ めでたる」とは あだなるぞかし
されど かくことならずして え伝はず…
ただ 泣きて 笑ひて 過ぐす日々に
かたはらに立ちて 居らるることにて
我の生くる よしになりて
君に与ふる かく愛のうた