作家の三浦綾子さんの言葉に、
「ちょっとした一言を口に出して言うか言わないか。それが人の幸・不幸の分かれ道になることが多い」という旨のものがあります。
私も本当にそう思います。
ほんの一言。されど一言。
余計な一言を口にして相手を怒らせたり、不快にさせたり。反面、相手の発したほんの一言で幸せな気持ちになったり、救われたり。
発せられた言葉はこころに吸収されます。水を飲むように、光を浴びるように、言葉もこころに沁み入るものなのです。そしてそれは毒にもなり、傷を癒す薬にもなります。