娘の幼稚園では年長の冬に「百人一首カルタ大会」を実施するのが恒例となっています。
園でも5月あたりから少しずつ練習を始めるのですが、自宅でもコツコツと札を覚えてきた娘。
練習には先輩ママから教えてもらった本を利用しています。古典作品としての百人一首には精通しているつもりですが、いわゆる競技カルタというのは初めて。いかに速く札を取るかのノウハウは私も勉強になります。
「これは好きな人のことを考えて作った歌だよ。」「これは生まれた場所をなつかしいな、帰りたいなと思って詠んだ歌なんだよ」などと、簡単な解釈を交えながら進めていますよ。吸収力抜群のこの時期。ただ丸暗記させるのでは勿体ないですからね。
上五を私が読み上げたら上の句の続きを娘が言います。そして同時に下の句が書かれた札を探して取るという練習をしています。
私:瀬を速み~
ひかり:岩にせかるる瀧川の~
…はいっ!(『割れても末にあはんとぞ思ふ』の札を見つけて取る)
こんな感じです。
まだ30枚ほどしか終わっていませんが、焦らず丁寧に進めていくつもりです。