娘のひかりは、よく泣きながら練習をします。
例えばピアノ。
曲の後半では嗚咽で音が聞こえなくなることもしばしば。
それからダンス。
思うようにできないと、床に涙をポロポロ落としながら踊っています。
それと国語の読解と算数の計算ドリルも。
国語は「わからない問題があったら、ママに聞くんじゃなくて問題に聞いて!」と口癖のように言っています。調子が悪いときには、泣きながら何度も何度も問題文を読んでいます。
泣けば済む、という問題ではありません。
だけど、感情の針が大きく振れるから泣くのですよね。気持ちが入っているから、それだけ本気で向き合っているから泣くのです。
禅問答のようですが、
悲しいのは、悔しいのは、「それ」が好きだから。「それ」を手に入れたいと心から欲しているからです。
悔しい気持ちは、自分を動かす原動力。歯を食いしばり、時には涙を流しながらも、それと向き合い続けていたら…。必ずワンステップ高いところに上っていけると信じています。
頑張れ、負けず嫌い。