「いやいやえん(中川李枝子 作)」は不朽の名作なので、読んだことがあるお母様も多いのではないでしょうか。
この「いやいやえん」。私も子どもの頃、表紙が擦りきれ、中のページが破れるぐらいに何度も何度もこの本を読みました。そこまで夢中になれる本に生涯で何冊出会えるでしょうか。
素敵な本との出会いは、人との出会いにも匹敵します。生徒たちにもそんな素晴らしい出会いをしてもらいたいものです。
📛「いやいやえん」作品レビュー
元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児のしげるが主人公の童話集。しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかけるお話や、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまうお話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。表題作『いやいやえん』では、なんでもいやだ、いやだと駄々をこねるしげるが、「いやいやえん」に連れてこられます。「いやいやえん」とはいったどんな園なのでしょうか?