塾長ブログ

形容詞ゲーム

文法が苦手な中高校生って多いですよね。
今週も「全くわからない!」という生徒に、「動詞の活用の種類」について教えました。
うちの娘は5歳(年中)。
最近、バス停までの道中や、地下鉄の車内などを利用して「形容詞」ゲームをしています。
例えば、
「形容詞を1つずつ言い合ってみようゲーム」。高い、嬉しい、苦しい、白いなど、交互に言い合うというものです。その際、その言葉にぴったりの表情をつけたり、身振り手振りでジェスチャーするのがルールです。
例えば、「可愛い」と言いながら、ひかりはこんな表情を作りました。猫が足元にいるイメージ…だそうです。歌手or女優を夢見る娘には、表現力も磨かれてピッタリ。
また、バリエーションをつけるために、
「良い意味の形容詞」を言ってみよう! 
➡楽しい、面白い、気持ちいい… 
「悪い意味の形容詞」は?
➡恐ろしい、辛い、悲しい…
など、良い意味だけ言い合ったり、悪い意味だけ言い合ったりもします。
その中で、「心苦しい」とか、「喜ばしい」、「虚しい」など、娘がまだ知らない言葉を敢えて出して、例を挙げながら意味を説明します。
また、この形容詞ゲームでは、「反対語クイズ」も行っていて、
高いの反対は?
新しいの反対は?
…と、質問していくのです。
このゲームをする前に、
●形容詞は様子や気持ちを表す言葉である
●最後は「い」で終わる
ことを説明しておきました。
物語や小説を読む際に大きな鍵となるのが「心情表現」。気持ちを表す形容詞を知識としてできるだけ多く蓄えておくことは、読解力アップにも繋がります。
この形容詞クイズ。語彙力も増え、文法としての知識も得ることができるので一石二鳥!
幼児のみならず、小学生にもお勧めですよ。
みがくでも4月からの通年教材として活用していきたくて、構成案を整理しているところです。


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