先週は、特別授業である「土曜ゼミ」を開講しました。
アニメDVDを観た後にその内容に関する問題を説く…という「アニメで国語!」というゼミです。
今回使ったアニメは「カールじいさんと空飛ぶ家」。
言わずとしれたディズニーの名作で、大人が観ても楽しめる内容でした。
http://disney-studio.jp/disney/special/carl-gsan/
90分程度の映画をメモを取りながら観て…
その後に次のような問題を解いてもらいます。
今回は小学校1年生から6年生(そしてそのご両親)まで幅広い学年の生徒が参加したので、問題を1つ1つ口頭でも説明しながら進めていきました。
映画などの芸術作品は、理屈だけではなく感性でも味わうものです。
それなのに「見終わってから型にはまった問題を解かせる」という行為は邪道なのかもしれません。
でも、今回は「国語の授業」の一環としての取り組みということで行ないました。
最近は「映画やドラマの内容が把握できない」人間が増えているという話をよく耳にします。
★登場人物とその関係を整理・類推しながら観ること。
★ストーリー展開(話の内容)を理解すること。
★作品に込められたいくつかのメッセージをしっかりと受け取ること。
…これらにも「国語力」は大きく関わっています。
教科書や問題集で学習する国語も大事かもしれませんが、日常生活を見渡すとそれ以外にも教材となるものはたくさんあります。
例えば…
映画やドラマ。
新聞やラジオ。
バラエティ番組などのトーク。
マンガや歌詞。
街中にある看板や貼り紙。
などなど…。
それらの「テキスト」を上手く料理して、美味しく楽しく「国語」という教科を学んでもらいたい。
教科書では学べないそれらの「活きた国語」を学ぶことも子供たちにとって重要であり、国語力を向上させるために非常に効果的であると私は考えています。
「アニメで国語!」
次回は何のアニメにしようかなぁ。
お勧めのアニメがあれば教えて下さいね~♪