学習後、お迎えまでに時間がある生徒や、もう少し学習して帰りたい生徒に対して、学習+αの課題を用意しています。例えば、「ことばクイズ」や「熟語パズル」など
その1つとして「カルタで五・七・五」があります。
ルールはいたってシンプル。
・カルタの絵の内容を5文字+7文字+5文字で書き表す。
・カルタに書いてある平仮名の文字から書き始める。
これが子供にとっては大変勉強になるんですよ。
生徒たちは、まず絵の内容を把握します。
どんな場面なのか?
何が中心に描かれているのか?
そして、自分の知っている言葉を総動員して組み合わせます。
字数制限があるので、文字を削ったり、違う言葉に置き換えたりします。
観察力や内容把握力、想像力、語彙力、言い換え力…。
国語の力を身に付けるために必要なものばかりですよね。
みがくの生徒たちも、小さな指を折り曲げ、一様にぶつぶつ呟きながら俳句を作っています
例えば、写真の「た」のカルタ。
壇上に、ちょっと偉い感じのおじさんが立っています。彼は目を閉じ、何かを言っています。
壇の下ではたくさんの子供たちがいます。よそ見をしたり、あくびをしたり…みんな飽きている様子です。
このイラストを見て、ある生徒(小2)はこんな五・七・五を作りました。
たいくつだ 先生はなし 長すぎる
…面白いでしょ(笑)?
ところで、このカルタの作者は、童話作家「たかどの ほうこ」先生です。
たかどの先生は、予備校時代の先輩講師だった方の奥様!
何冊か本を頂いたり、お手紙のやり取りをさせていただいたりしました
その時の本がみがくにも数冊あります。
小さい子供向けの本はどれもユーモアが溢れていて、なお且つ心が温かくなるような作品ばかり。
高学年向けの童話はファンタジーいっぱいで、読み終えたあとにホ~ッとため息が出てしまうくらい、静かな感動が余韻として残る作品になっています。
子供だけではなく大人も十分に楽しめますよ~
皆さんもぜひ機会があったら、読んでみてくださいね。
たかどの ほうこ先生の作品
http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=846