塾長ブログ

読書の質を変えて「読解力」アップを!

本好き=国語力がある
とは必ずしも言えない現実があります。勿論、読書をよくする子は語彙力があるし、活字にもある程度慣れているかもしれません。だけど、特定のジャンルばかり~推理小説やミステリーなど~読んでいても、学校のテストなどでは点数が取れないこともあります。学校で習う作品は物語(純文学)や説明文(評論)、随筆(エッセイ)が中心であり、上記の作品とは毛色が異なるからです。
私も小学生の頃は赤川次郎の推理小説や、星新一などのSF小説ばかりを読んでいました。中学生になってから、古典やエッセイ、ルポルタージュなど、様々なジャンルの本を読むようになったのですが、その頃から一気に読解力が付いたと自分では思っています。
もうすぐ夏休み。今年はお子さんに、いつもと違うジャンルの本を勧めてみるのもよいと思います。小学校の中高学年、中学生に特にお勧めなのは岩波ジュニア新書です。
経済や古典、世界史などが平易な表現で書かれているので、苦手意識をお持ちの社会人にも私はお勧めしています。
今年になって、私が読んだ岩波ジュニアです。

衣服、食事、住居、風習に恋愛。「平安女子」の生活をわかりやすく説明した一冊です。古典常識を頭に入れることもできるので、古典嫌いには必ずや役立つ内容ですよ。

砂糖の歴史について書かれた本です。読むと周りの人に得た知識を語りたくなります。読後は間違いなく砂糖マニアになれますよ(笑)。

世界で最も人口が少ない国、 最も食料自給率が高い国、 国土面積、軍事力、貧困率、進学率など様々な分野における上位と下位の国々を紹介しています。世界を知った上で日本の位置が客観的に理解できる1冊です。

岩波ジュニア新書。是非読んでみてください。


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