今、指導している「七ステップ作文」。
論理的思考などを育てるための学習の1つです。
特に生徒たちが苦戦しているのは、「反対意見を想像する」ことと、それに対する「反論」をすることです。
自分の意見以外の見解を想像して挙げることは、社会人になっても必要です。それに考えが及ばないと自己の考えに固執してしまい、視野が狭くなります。また、人の考えは十人十色。他人と気持ちよくコミュニケーションを図りながら生きていくためにも、「自分の考えに賛同しない人もいるだろう」「自分の考えにどこか穴は無いだろうか」と、客観的に振り返ることは大切なことだと思います。
また、反論をする際に問題をすり替えたり、的を射ていないことを述べることが無いよう指導を重ねています。
決して簡単ではありませんが、演習を重ねると論理的な書き方だけではなく、話し方も身に付きます。
これは一生ものの技術です。